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カッパの清吉と海ごみのルーツを探ろう!

『カッパの清吉と海ごみのルーツを探ろう!』は、愛知県環境部資源循環課がフルハシ環境総合研究所の協力で制作した、海ごみの問題が学べる環境学習プログラムです。

  • 愛知県の海辺に生息する生きものや海の恵みへの興味・関心をもつ
  • 海岸に漂着する海ごみの現状を知り、海ごみが生きものなどに与える影響を考える
  • 海ごみと自分たちの生活のつながり、ごみの発生抑制の重要性に気づき、日常生活での行動につなげる

というねらいで制作されています。愛知県の海を想定されていますが、海ごみ問題を学ぶ点では、愛知県でなくても十分使えます。

 


使い方

  1. 「カッパの清吉と海のようかい」の動画
  2. 海ごみのカードの神経衰弱
  3. カード分け、振り返り

という流れのプログラムになります。

 

「カッパの清吉と海のようかい」の動画は、youtubeにもあがっていてます。また、紙芝居でもできます。

 

カッパの清吉と海のようかい

カードは、下の写真のように生活系の海ごみ、事業系の海ごみ、自然の海ごみ、海のめぐみ、が色分けされています。

 

このカードを使って神経衰弱をして、どんな海ごみがあるかを知っていきます。

 

ごみの種類や発生源でグループ分けして、海ごみの影響や海ごみを減らすためにできることを参加者がそれぞれ考えて、グループでシェア、話し合いをします。

カッパの清吉と海ごみのルーツを探ろう!のカード
カード
カッパの清吉と海ごみのルーツを探ろう!の神経衰弱
神経衰弱

プログラムは、小学生(中学年)以上、4~6名を1グループでできます。

45分の授業時間できるように、進め方や時間配分もかかれた指導者用のマニュアルもあります。

授業では、社会のごみ処理、理科の流れる水の動き、総合的学習の環境学習、廃棄物・リサイクル、川の上下の結びつきが関連しています。

体験した感想

ゲーム自体は、神経衰弱で単純ですが、1時間弱で、動画、神経衰弱、カードのグループ分けと短いテンポいろいろやるので、飽きずにできました。

海ごみといっても、ほとんどが海でないところで発生することが実感できました。ごみの妖怪がかわいらしく、日本的でよかったです。

小中学校の授業で使えるように、よくプログラムができています。

入手方法

愛知県のページからマニュアル、紙芝居、カードのPDFデータがダウンロードできるので、ぜひ、試してみてください。

 

『カッパの清吉と海ごみのルーツを探ろう!』ダウンロードサイト(愛知県)