『ファウナ』は、世界中の動物が学べるクイズゲームです。
ドイツのボードゲーム作家フリートマン・フリーゼが制作し、Huch&Friends社から発売されました。日本では、ホビージャパンから日本語版が販売されています。
2~6人で、1時間程度で遊べます。ルールブックには、対象年齢10歳以上となっていますが、世界地図で地域を想像できる中学生以上がいいかもしれません。
遊び方
各プレイヤーにそれぞれの色の四角い推定コマを配り、そのうちひとつを得点コマとしてボードのまわりに置きます。
最も珍しいペットを飼っている人がスタートプレイヤーになり、時計回りに進めていきます。
プレイヤーは、カード入れに入ったカードの、動物名、イラストをみて、生息地域、体重、体長などを予測します。
まず、生息地を予測して、推定コマを順番に置いていきます。全員が推定コマを置いたら、再びスタートプレイヤーから追加のコマを置き、パスするまで進めます。
同じように、体重、体長などの推定項目について、コマを置いていきます。
カード入れから、カードをだして、答えをみて、正解、あるいは、隣接する場所にコマを置いた人は、決まった得点がもらえます。
不正解のコマは没収されます。
スタートプレイヤーを移動して、それぞれ推定コマを1個手元にもどします。
また、推定コマが2個以下のプレイヤーは、3個になるまで、推定コマを戻します。
同様に進めていき、1人のプレイヤーが決まった得点を獲得したら終了になり、得点の多いほうから順位を決めます。
体験した感想
世界中の見たこともないような、いろんな生き物がいることがわかりました。
知らない生き物のカードをみて、自分の知っている知識から、
「寒いところに住んでいそうだな~」
「ウシよりちょっと小さい位かな~」
「大人3人分位の体重はあるんじゃない」
など、いろいろ想像していくところが楽しいです。
答えをピタッと当たると、ちょっとした快感があります。まったく予想外の答えがでたりしても、みんなで盛り上がりました。
推定コマの数が制限されているので、答えがわからないとき、推定コマを複数置くのか、パスするのか、他のプレイヤーの得点をみながら、駆け引きもあります。
世界中に生息する、いろんな動物について楽しみながら学ぶことができました。
入手方法
定価5,000円+税でボードゲームショップなどで販売されています。ただ現在は、在庫がないお店が多いようです。