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My Earth(マイアース)

『My Earth(マイアース)』は、マイアース・プロジェクトが制作した地球温暖化や生態系が学べるトレーディングカードゲームです。

 

マイアース・プロジェクトは、このカードゲーム『My Earth(マイアース)』を制作するために、大日本印刷が慶応大学の学生を支援してできた企業です。

 

慶応大学の講座うけた学生のアイデアから誕生した環境を学べるゲームという話題性もあって、いろんなメディアでとりあげられました。おそらく、日本でもっとも売れた環境ゲームです。

 

陸と川と海の基本パッケージ、入れ替え用パッケージがあり、企業の環境活動がPRできるようなカードを追加できる仕組みもあります。

『My Earth(マイアース)』パッケージ
パッケージ

遊び方

『My Earth(マイアース)』みなもとカード
みなもとカード
『My Earth(マイアース)』対決カード、サポートカード
対決カード、サポートカード

地球を守る「地球守護プレイヤー」と、地球を壊す「環境破壊プレイヤー」の2人または、2チームにに分かれて対戦する対戦型のカードゲームです。カードの点数で競い、相手の地球ライフを先に0にしたほうが勝ちです。

 

カードには、ベースになる「みなもとカード」、点数になる「対決カード」、人間活動の「サポートカード」があります。

 

「対決カード」「サポートカード」は、左下のコストになる「みなもとカード」の枚数があると場に出せます。「対決カード」は、カードの中央の指示があるカードがあると合体して食物連鎖をつくることもきます。

 

 


『My Earth(マイアース)』対戦イメージ
対戦イメージ

ゲームは、先攻→後攻→対決の順に進めていきます。任意の紙にそれぞれの地球ライフ15点を記入します。それぞれ山札から5枚づつカードを配ります。

 

まず、先攻のプレイヤーが「みなもとカード」を場に出します。それに対応して出せる「対決カード」をだします。次に、後攻のプレイヤーが同様にカードをだします。

 

そして、対決で両方の点数をかぞえて、点数の多いプレイヤーが点数の少ないプレイヤーから点差の分の地球ライフの点を引きます。ただし、対決の時に、人間活動の「サポートカード」を新たに出して、相手のカードを捨てさせたり、自分のカードを点数を追加したりして、勝負を変えることもできます。

対決に負けたほうは、場から「対決カード」を場に捨てます。

 

対決が終わったら、手札が5枚になるように、山札から新たにカードを引き、続けていきます。

 

どちらかの地球ライフが0になったら終了です。

 


体験した感想

『My Earth(マイアース)』食物連鎖
食物連鎖

対決で相手に負けないように点数を考えながらカードをだしていき頭を使います。やりながら、アライグマが外来種である、というような環境問題にかかわる知識や、地球温暖化にいい影響や悪い影響を与えている人間の活動が何なのかについて学べます。

 

個人的には、地球を守る側の「地球守護プレイヤー」で食物連鎖でカードを合体させると、テンションがあがりました。

 

基本カードだけでプレイしたので、カードが少ない感じがしましたが、入れ替えパッケージを追加すれば、もっと楽しめると思います。遊戯王などのトレーディングカードで遊んでいた世代は、すぐに熱中できるゲームでしょう。

 


入手方法

 

販売終了していますが、中古品などは、購入できるところがあります。

 

2022年4月時点では、相模湾パッケージを制作するクラウドファンディングが実施されています

 

 【地球環境カードゲーム】My Earth 相模湾パッケージを子ども達に届けたい!

 

 

 

また、当時、大日本印刷株式会社でマイアース・プロジェクトを立ち上げた方がNPO法人SoELaを設立して、『My Earth(マイアース)』を使ったワークショップを実施されているようです。

 

  NPO法人 SoELa